2022/07/01:楽しくてためになるACEがお送りする新しい連載「浜家弘巳のためになるニュース」がスタート 

■著者紹介■

浜家 弘巳(はまやひろみ)

大学卒業後ブリヂストンに就職。

入社4年目でアメリカに駐在して英語で死ぬほど苦労する。

6度の駐在経験で合計30年間の海外生活を送る。出張と観光で訪れた国は80カ国となる。

仕事では2度の企業買収と企業統一を担当する。

退職後は岡山に移り国際的な活躍を目指す高校生のお手伝いに関わる。

現在日野市在住84歳

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Vol.44 (2023/11/06配信)

 ACEで学ぶみなさんとご家族の方々へ 


 年を取って改善する能力は「物忘れ能力」だけだと冗談を言っております。 

現に、昔のことよりも割と最近のことを忘れることが多いようです。 

こんなことをいうのも、この機会を使ってみなさんにお話をする機会をもらっていますが、

過去にどのような話をさせてもらったかの記憶が定かではありません。 


 もしかして、過去にお話をしたことと重複をしていましたら、許してください。 

重複をするくらい大切なことだというように受け取ってもらえるとありがたいです。


 私は、月に二回不特定多数の方々に向かってClubhouseのお部屋を開いてお話をしております。 

毎回1時間の予定ですが、大体の場合には1時間半ほどになってしまいます。 

これを始めて既に60回以上になります。 


 最近では、7人ほどの留学経験者に話を聞かせてもらいました。 

これは、留学のKnow-howを聞くのではなく、留学をしたことで何を得たのか?の話を

聞き出すことを心がけています。 


留学をしたくても出来ない人の参考にならないかと期待をしているのです。 


 自分が生まれて育った日本という国から、言葉も習慣も異なる国に行って、

どのような発見があったのか? 


 行った先の外国から改めて自分の国を見て新しい発見があったのか? 


等々を聞き出したいと思っています。 

この企画はこれからも続けてゆきたいと考えています。



 先日、高校で1年間全くと言ってもいいほどに知識のなかったフランス語を話す国に留学をした女性に

話を聞きました。 

そこで彼女が得た大きな経験には胸をうたれました。



 まずは、単純にしあわせというのは、他の人よりも自分が恵まれていることだと

思っていたけれど、違っていた。



自分を発見することが出来て、これからの目標がはっきりしてきた。

人に頼らず、自分で自分の問題を解決することをするようになったと。 



 例えば、高校のフランス語の時間は全く理解できなかったので、学校と

交渉をして中学校のフランス語の時間に出席をさせてもらったとのことでした。 

 この解決方法はすばらしいですね。


 彼女が若い方々に勧めていたのは、ぜひ留学をしてください。 

出来れば早い方がいい・・・ということでした。



 もちろん、いろいろな理由で留学できない人がほとんどだと思います。 

では、留学をしない代わりに何をすべきか? これを考えてみてください。 



 日本中の高校生・大学生の全員が留学をすることなどありえません。 



 だからこそ、代わりに何をするかを考えてみてください。 

多分、いろいろな解決方法があると思いますよ。



 もう一つ驚いたのは、ほとんどゼロ知識だったフランス語が、

1年足らずの留学で日常会話には事欠かない程度までになったそうです。 

そして、この能力で大学からは再びフランス語圏の国に1年間留学し、

もっと大きな「もの」を手に入れたようです。


バックナンバー

Vol.01 (2022/07/04配信)

 私は、今月初めに誕生日を迎えて83才になった老人です。 

私の英語に関する長~~い経験をみなさんにお話しして、英語を学ぶ動機がもっと大きくなったらなア~~と考えています。


私は、中学と高校を岡山で卒業しました。 当時から、英語が好きでした。 

なぜ英語が好きになったのかな?と考えてみると、洋楽が好きだったからだと思います。 

もう70年も前の話ですから、洋楽を聞くにはレコードしかありませんでした。 学校から帰ってくると、毎日好きな歌手たちの歌をレコードで聴いていました。 

しかも、当時のレコードには歌詞を書いた紙はありませんでした。 だから何度も何度も好きな歌を聴いているうちに、いつの間にかその歌を歌うことができるようになっていました。 


でも、きっと正しい英語ではなかったと思います。 自分の耳で聴いたことに出来るだけ近い「音」で歌っていました。 

歌の内容が何なのか、わかっていませんでした。 正しい「音」になっていたかどうかもわかりません。 

ただ単に好きだったので、聴いているうちに「音」を覚えてレコードがなくても一人でも歌っていました。

多分、これが私が英語を好きになったきっかけでしょう。 でも、そのころには「本物」の英語を聞くことが出来たのは、レコード以外はNHKの英語講座だけでした。 Aceのような英語を教えるところもありませんし、岡山には英語をNativeとする外国人はいませんでした。 大きな声では言えませんが、中学や高校の先生は文法を教えることが出来ても正しい発音が出来ませんでした。


この好きだったことが後に私の仕事人生を大きく支えてくれることになりました。

Vol.02 (2022/07/11配信)

日本国中で、学校以外で英語を学んでいる人はたくさんいると思います。 

でも、英語を学ぶ動機なり目的は、その人その人で違っていると思います。

みなさんの目的は何でしょうか? みなさんは全員が、単に将来海外旅行に行くから・・・というものではないでしょう。 

きっと、将来には留学をしたいとか、国際的な仕事をしたいと考えていることでしょうね。


そのような目的であればあるほど、前回に話した私の経験からしても「音」を大切にしてください。 

学校で英語に費やす時間が多い割には日本人の英語のLevelが低いといわれるのは、「音」を大切にしていないからです。

日本人はとても器用です。 その中から「カタカナ」を発明しました。 

これは外国語を日本語に取り入れるということでは、とても便利な発明でした。


でも、私は多くの人に言っています。 「カタカナは英語の大敵!」だと。

カタカナは便利なだけに、日本人の英語が「カタカナ英語」になってしまいます。 

このカタカナ英語が日本人の英語力を世界的に低いものとしています。 


私が、アメリカ生活で驚いたことに一つに、アメリカ人と英文法の話をして、負けることはありませんでした。 

中学・高校で「時の一致」とか「二重否定」とか「過去分詞の使い方」とかいろいろと教えられていましたから。 

でも、一方私がSpellingをアメリカ人に聞くと、彼らはその単語を口で言ってみて、それでSpellingを教えてくれました。 

そのくらい、当然のことですが、彼らはNativeとして「音」が身についているのですね。 


日本人が日本語を一生話しても使わない「音」が英語にはたくさんあります。 

この音を発することが出来なければ、聞き分けることも出来ません。 

昔の有名な女優さんに「マリリン・モンロー」という人がいました。 

ラ行がたくさん出てくると、Nativeの人がこれを発音してくれてもまず日本人は、それがRなのかLなのかが聞き取れません。 

みなさん、これを聞き取るには、自分で発音が出来る必要があります。

がんばって「音」を身につけてください。 しかも、今のうちに。 

大人になったら、口のまわりの筋肉が「日本語筋肉」で固まってしまい、英語の音が出せなくなってしまいますから。

Vol.03 (2022/07/18配信)

雨の少ない梅雨が開けたらまたまた暑い日が続いていますが、みなさんは努力を続けられていることでしょうね。

夏休みの間に、「大敵」を「味方」にすることをやってみませんか?


「カタカナは英語の大敵」だと言いましたが、その通りであり、これを変えることは出来ません。

でも、使い方によってはこの「大敵」を「味方」につけることも出来ると思います。


街の中には、カタカナがあふれています。カタカナの外来語も全て英語とは限りませんね。

中には、フランス語であったり、スペイン語であったり、そのほかのアジア諸国の言葉であったりします。


数えたことはないですが、おそらくカタカナの80~90%は英語をBaseにした言葉だと思います。

今日から、街を歩いているとき、電車から外を眺めているとき、雑誌を見ているとき、

そんなときにカタカナを見かけたら、それがどんなSpellingなのかを自分で見つけて、これを声に出して発音してみてください。

周りに人がいるときにはその人たちに聞こえないような小さな声でいいですから、声を出してください。 


これが「音」を身に着ける第一歩です。 


頭の中で考えてみても「音」を身に着けることは出来ません。実際に自分で「音」を出してみてください。

しかも、周りを気にすることがないのであれば、大きな声で!


正しい「音」が出せたかどうかがわからないときには、次にAceで先生に会ったときに、その「音」を再現して正しいかどうかを聞いてみてください。


こんなことをしていると、街を歩く楽しみが増えるし、大敵であるはずのカタカナが出現することを楽しみにするようになります。

英語の勉強は、教室の中だけではないですよ。 


毎日、どこにいても、英語の練習は出来ます。この積み重ねは、決して軽いものではなく、

きっときっと何年か先にはやってよかった!と思うようになると信じています。 


Enjoy KATAKANA !!

Vol.04 (2022/07/25配信)

この便りがみなさんのところに届くころには、もう夏休みがはじまっているのでしょうね。 

Enjoy Summer Holidays!と言いたいところですが、またまたCovidが流行してきましたね。 

感染しないことにこしたことはないので、基本的なルールを守りながら楽しんでください。


「音」が大切なことを強調してきましたが、「音」がちゃんと出せるようになるとSpellingを覚えるのも楽になりますよ。 

私がアメリカ人と接してうらやましいと思ったことをあなたも実現できるのです。 

Spellingを覚えようとする前に「音」が出せるようにしたほうが、ず~~~と楽になります。


「音」と言えば、もうすぐAceのRecitation contest(暗唱コンテスト)が開催されますね。 

数年前には私もjudgeの一人として参加したことがあります。 

こんないい機会を十分に利用しないことはないですよ。 

Recitation(暗唱)は「音」を身に着けるいい機会です。 

覚えた文章が将来使えることになるということもありますが、これを機会にRecitationを利用して「音」の習得を是非ともTryしてください。


早くしゃべればいいというこのではありませんよ。 わかっているとおもいますが、ゆっくりでいいというよりも、

是非ともゆっくりと「正しい音」でRecitationを練習してください。 

自分が覚えている文章を口に出すというよりも、意識としては、聞いてくれている人たちに自分がしゃべっていることをいかにわかってもらえるか?ということを意識しながらしゃべってください。 

Recitationも、もちろんですが、Speechというものは、いかに聞いてくれている人に理解してもらえるかがKeyです。 

ですから、しゃべるというよりも、前にいる人たちに話しかけるという意識でRecitationをやってみてください。 

練習するときにもFamilyに聞いてもらうといい練習になると思いますよ。

Vol.05 (2022/08/01配信)

英語に限らずどんな外国語を学んでも、基本は同じですね。 

よく言われるように、基本は「読む」、「書く」、「話す」、「聞く」の4つと言われていますよね。 

私は、これに「考える」を加えたいのですが、これについてまた先に説明をしたいと思います。 


みなさんは、この基本の4つのどれが一番苦手でしょうか?  


私が、過去になん百人という英語を勉強している人たちに聞いた結果では、「話す」=しゃべることが一番苦手だという人が多かったのです。 

みなさんは、どれが得意でどれが苦手ですか?  

アジアの国々の中でも、日本人が最も英語が「下手」と言われています。 

どうしてでしょう? どこの国よりも、学校で英語を勉強する時間は多いくらいです。 

文法は得意なのに、知っている単語の数は決して負けないのに。 

どうして日本人の英語は「通じない」と言われるのでしょう?


たくさんの単語を知っていて、その使い方の文法をしっていても、それを利用して「しゃべる」ことが出来なければ、宝の持ち腐れです。 


では、この4つの中で、最も「練習」がしやすいものは何でしょうか?


「読む」ためには、何か書いたものが必要ですね。 

「書く」ためには、紙とペンが必要ですね。 

「聞く」ためには、スマホとか、テープレコーダーのような道具が必要ですね。 

でも、でも、「話す」には何の道具も必要ではありません。


歩きながらでも、寝っ転がっていても、「話す」ことは練習ができます。 

そうです、独り言を言えばいいのです。 

自分が思ったこと、考えたことを口に出してしゃべればいいのです。 

ただ、この時にやらないといけないことがあります。 それは声に出すことです。 

まわりに迷惑がかからない場合には、できるだけ大きな声で! 

この時に、自分で正しいと思った「音」を練習することが出来ますよ。 

自分で話しかけたい人を頭の中に想像してみてください。 

友だちや、両親とか、先生とか、映画の中に出てくる人を想像してもいいですね。 

想像するのだから自由です。 その人に自分で言いたいことを自由にしゃべりかければいいのです。 


でも、しゃべるときに言いたいことの単語が思いつかなかったら? どうすればいいの? これについては、来週に話しますね。

Vol.06 (2022/08/08配信)

先週は、「話す」ことを練習するためには「ひとりごと」が役に立つことをお話ししました。 

役に立つよと言われても、すぐにこれを始めている人もいないでしょうね。 

でも、でも、信じてください。 これは絶対に役に立ちます。


思い切って、いつか、どこかで、やってみてください。 慣れてくると、たのしくなりますから。

 歩いているときにでも、周りに人がいないことを確認して声をだしてあなたの頭の中にある「人物」に話しかけてみてください。 

最初は、挨拶から始めてもいいですね。 だんだんと慣れてくるにしがたい、自分の考えを頭の中の人物に話してみてください。 

頭の中に想像している人物があなたに話しかけます。 

でも、これは頭の中で想像をすればいいので、ここまで声に出す必要はありません。 

あくまで、あなたが話しかける部分だけを声にだして英語で話しかけてみてください。 


話しかけているときに、言いたいことの単語を思い出さない、あるいはその単語をまだ知らない・・・ということが当然あるでしょうね。 

その時こそチャンスです。 その単語を、なんとか別の方法で相手に知ってもらう努力をします。 

実際に話しているわけではありませんから、誰にも迷惑はかけないし、時間がかかっても誰もイライラすることもありません。


単純ですが、例えばAppleという単語を思い出さないとしましょう。 

その時は、「ね、教えて。 それは果物であって、丸くて、あかいもの」というようなことで説明します。 

そして、実際には家に帰ってから調べてAppleという単語を知ります。 こうすることによって、その単語はまさにあなたのものになりますよ。 

こういう「工夫」こそが実際に誰かと会話をするときにとても役に立ちます。 

だって、英語をNativeにしている人と会話をするときには、彼らほど多くの単語を我々は知っているはずがないのですから。


重ねて言っておきます。 自分でしゃべるときには必ず声を出してください。 

声を出すことによって、「音」を自分のものにすることが出来ます。 

どんな外国語も楽に努力もしないで身につけることなどできません。 

どのくらいうまくなるかは、どのくらい努力をするか? どのくらいの頻度で努力をするか?です。 

出来ればその努力を楽しみながらすることが出来るといいですね。

Vol.07 (2022/08/15配信)

2週間前に、外国語を学ぶ4つの基本「読む」、「書く」、「話す」、「聞く」に加えて「考える」という基本も5つ目に加えましたね。 

英語で考えるってどういうこと?と思うかも知れません。


 でも、いつか誰かと「英語で会話を楽しんでいる」場面を想像してみてください。 


頭の中で、「私が夏休み中にしたいことは、Tokyo Disneylandに行くことです」を言いたいと考えます。 

頭の中でこれらの単語を英語で考えそれを組み立てて、何を最初に言って、「夏休み中」という言葉をどこに入れるのかな? 最初かな?最後かな? などと考えている間に相手は待ってくれません。 複数の人たちと話していると、あなたがこれらを頭の中で考えている間に話題は変わっているかもしれません。 みなさんが友達数人としゃべっているときを想像してみてください。 話題は次から次へと変わってゆきます。 何を言おうかな? どんないい方にしようかな?と考えていると結局友だちの話題には入れません。 


会話というものは本来楽しいものです。 楽しい会話こそどんどん進んで話題もどんどん変わります。 ましてやこれを英語でするのですから頭の中でいろいろと考えていると、結局あなたは会話を楽しむどころか話題の蚊帳の外。 ぽつ~んと一人で聞いているだけとなってしまいます。 想像するだけで、さびしい図ですね。


英語で考えるようにするには、いろいろな方法があると思います。 私の考えは、こうです。


 学校の英語の試験では絶対にしてはいけないこと、それは直訳です。

「私の目の前の目標は、私が勝ち取る、第一位を、Recitation contestで」と頭の中で考えると、英語での順番が自然にできます。

“My immediate target is that I win the first prize at the citation contest.“

この「直訳法」は、英語の文章を読むときに「日本文」にして理解をするのではなく、

単語別に理解してゆくように癖をつけるとできるようになります。 いつもいつもこれをすることは出来ないでしょうが、

時折でもいいですから「直訳」で英語の文章を理解するようにしていると、逆に日本語を英語の文章に転換することが楽になりますよ。 


また時間があるときにやってみてください。

Vol.08 (2022/08/22配信)

今回はみなさんに私が英語で困ったときの経験をお話ししたいと思います。

私の経験は、今から50年も60年も前のことで、当時の英語教育は今ほど充実していませんでした。 

ですから、みなさんは私が困ったときのようなことを経験しないかもしれませんが、いざというときの準備は今からしておいた方がいいですよ。 


というのも、現在は半世紀前に比較してGlobal化が考えられないくらいに進んでいます。

そうです、英語の必要性についても考えられないくらいに大きくなっています。


私の最初の英語がわからず頭がまっしろになった経験は、初めての海外赴任でアメリカにわたり、Immigration officerにいろいろと質問をされた時でした。 


観光旅行とか短期の出張と違って、仕事で「赴任(駐在)」をする際にはいろいろと質問をされます。 

“What kind of business are you in?”

“What do you do in this country?”

“Who pays your expenses?”

“How long do you intend to stay in our country?”

等々です。 


以前にもお話ししましたが、私の最初のアメリカへの赴任の際には、私の英語のLevelはとても駐在をするには十分なものではありませんでした。

その上に、国際的な常識を全く持たないままに駐在に出発をしていたので、外国で年という単位で生活をするにはVisaというものが必要だとか、

そのVisaにもいろいろと種類があるなどと全く知らなかったのです。 


当時はPassportさえあれば、どの国でも何年でも行けると思っていたのです。 

今から考えるとなんと愚かだったことでしょう。 


たまたま私のために会社がとってくれていたVisaは6か月に限ってアメリカに滞在することが出来るものでした。

会社から私が言われていたのは、「2年間の駐在」でした。 


ところが、ところが、Immigration officerは当然のことながら、私に”All you can stay in our country is six months.”というではないですか! 

私は頭の中がまっしろになり、それからというものこのImmigration officeが言っていることが全く理解できませんでした。 

英語力の問題でもあり、常識の問題でもありました。 


みなさんは、このようなことがないように両方の準備を今からしておいてくださいね。

Vol.09 (2022/08/29配信)

みなさん、夏休みも半ばになりましたね。 

しっかり楽しんでいます?


でも、日本の学校は夏休みに宿題があるのですよね。アメリカの学校では夏休みが日本よりも長いうえに宿題は一切ありません。

多くの子どもたちは2か月ほどペンとか鉛筆を手に持たないで過ごすことがあります。夏休みが終わって学校に行き、

2か月ぶりにペンを手に取る!などということもあります。


皆さんはどちらがいいですか? 

宿題はない方がいいのかな? 


必ずしもそうとは言えませんよね。


さて、今日は「文法なんて〇〇くらえ!!」と題して話します。 

この〇〇の中には、ここでは使わない方がよいカタカナを2文字入れてください。


「会話」を楽しもうをしているときには、文法を忘れてくださいということです。


文法的に正しく話そうとして時間がかかったり、話したいことが話せなかったりするくらいであれば、

文法のことなど気にしないで間違ってもいいのでしゃべったほうがいいですよというAdviceです。


何度も言いますが、会話というものは本来楽しいものであり、話題は次から次へと移り変わります。

文法を考えてぐじぐじしていると、その間にもう話題は次のものに変わっていますよ。


Native Americanでも文法を全く無視して普段から話す人は結構います。世に名前が知られている人でも文法を全く無視している人もいます。

誤解をしないでください。間違った方がいいということではありませんよ。

間違いを恐れて会話の中に入れないよりも、間違っても会話の流れに乗ったほうがいいと言っているのです。


文法が大切ではないとは言っていません。


もし、英語で手紙なり報告書を書いたりすることが将来あれば、この時には文法はとても大切です。

日本語でも「話しことば」と「書きことば」は違いますよね。みなさんが普段しゃべっているようなことばで、手紙を書いたり、感想文を書いたりはしていませんよね。


同じことです。

あなたが書く英語が文法的に間違いの多いものであれば、あなたの評価は下がります。 

Businessの世界では、自分自身の評価が下がることはいろいろな意味で不利なことになりかねません。


結論は、しゃべっているときには、「文法なんか〇〇くらえ」ですが、ちゃんとした書き物やSpeechの時には「文法はとても大切です」ということです。

Vol.10 (2022/09/05配信)

この文章がみなさんの手に届くときには、私はLos Angelesにいるはずです。 


コロナが始まってからというものは海外に出ることはしていません。

最後に第二の故郷のようなLos Angelesを訪問したのは、5年ぶりか6年前だったと思います。

久しぶりに次女と会うことも楽しみですが、昔からの友人に会えることがとても楽しみです。

久しぶりに「生きた英語」で友人たちと話すことが出来ます。 


「言葉」というものは生きていますね。


日本語でも同じです。 


みなさんが普段話している言葉を、我々老人が聞くと理解できないようなことばがいくつもあります。

「わたし的には・・・」とか「全然だいじょうぶ」とかという表現は10年前か20年前には使っていませんでしたね。 


これらも、いつの間にか話し言葉の中でしっかりと根付いていますね。 

でも、これって日本語の文法的には「正しい」とされているのでしょうか? 


2年ほど前に岡山にいるアメリカ人に、”Let’s have a cup of Joe.”と言われて、

なんのことかわかりませんでした。その時に教えてもらったのが、これは、”Let’s have a cup of coffee.”という意味でした。

知っている人たちに聞いてみると、この表現は20年くらい前から使われ始めたのですが、どのような経緯からcoffeeがJoeになったのかはわかりませんでした。


不思議ですね。 

Joeは知っているかもしれませんが、Josephの愛称で、英語圏では男性の典型的な名前の一つです。 


どうしてJoeなの? 

どうしてDaveではないの? 


でも、このように言葉は生きていて新しい表現が次から次へと生まれるようです。 


一方消えてゆく言葉もありますね。 いわゆる死語ですね。 


例えば、日本語の「便所」という言葉は話し言葉の中ではまず使われなくなりましたね。 

トイレが一般的でしょう。英語でも、話し言葉の中では”toilet”という単語はまず使われません。

英語で”little girl’s room”とか”little boy’s room”という単語もトイレの意味で使われていましたが、

今この言葉を使うと理解はしてもらえるでしょうが、そういえば昔おじいさんやおばあさんがつかっていたよね・・・と言われます。


そんなことで、英語も生きていていろいろと新しい表現が使われるようになりました。 

んなことを映画やTVドラマの中などから見つけることも楽しみの一つにしてください。 


実は先生が知らない単語や表現を発見できるかも?

Vol.11 (2022/09/12配信)

昨日の朝の、なんと!、3時半に羽田空港に到着しました。 

予定は5:00AMだったのですが、1時間半も早く着いてしまいました。 


 2週間半のLos Angelesの滞在から、現地の金曜日の00:50に出発し、日本時間の土曜日の3:30に到着したということです。

なんだか一日なくなったというか、損をした感じがします。


 最近はInternational flightの便数が少ないし、こんなに朝早い到着なので入国の手続きはとても素早く終わりました。 

一番時間がかかるのは、Covid(コロナ)の関係のVaccination(ワクチン)の確認だったでしょうか?


 今回の久しぶりとなるLA訪問の目的は、次女とのQuality timeを十分に持つことと、久しぶりにアメリカ人の友人たちとの再会を楽しむことでした。

そんなことで、久しぶりに「英語筋肉」をたっぷり使ってきました。 

朝から晩まで英語を話し、英語で考えるというのは何年ぶりだったでしょうか? 

もちろん、話すということは、聞くという動作もしているということです。 

英語を聞いて理解し、話すために英語で考え、英語でしゃべる、この繰り返しでした。


 私の年令になると、今更ながらに口まわりの英語筋肉を鍛えることは出来ませんが、呼ぶ戻すことは可能です。 

みなさんは、これからも英語を発音する際に英語筋肉を「鍛える」ことを心がけてください。 

筋肉を鍛える目的も含めてのCitation contestも終わりましたね。 

この練習で随分と筋肉は鍛えられたことでしょう。 


 正しい発音をすることで正しい筋肉が鍛えられます。 

発音が正しくなければ、正しい英語筋肉は鍛えられません。 

是非とも正しい発音で筋肉を鍛え上げて将来の英語生活に備えてください。


 今回は知り合ってから60年以上にもなる人たちも含めて多くのアメリカ人と時間をかけていろいろと話す機会がありました。 

単に普通の「会話」をしている間はいいのですが、何か大きな話題(例えば今日本が抱える問題点)について説明をするために何分も話し続ける際には、話している間にも頭の中で、「もっとうまい説明の仕方があるはずだよね~~」とか考えながら話していました。


 英語が出来ればいいというものではなく、いわゆるプレゼン能力なんてものもプレゼンをしないでも必要になります。 


 もっともっと若い時に勉強しておけば良かったな~~~。

Vol.12 (2022/09/19配信)

以前に英語にも新しい表現が使われたり、かつて使用していたidiomが死語になったりすることをお話ししましたね。 

その際に、cup of Joeはcup of coffeeの代わりに使われているとお話ししました。

今回久しぶりのアメリカを訪問した際に、物知りの人に聞く機会を得ました。

私はこの表現は新しいものだと思っていましたが、それは私が聞いたことがなかったというだけで、

実際には、この表現はもう若者の間では使用されていないと言われました。


 cup ofJoeのJoeはどこから来たのか?


 いろいろと説があるようですが、私が信じる説は、1898年にNew Yorkで設立されたcoffeeの会社の設立者の名前がJoe Martinsonであり、彼の名前がcoffeeの代わりにslangとして使用され始めたというものです。

いわば、今どきの人が「スタバしようよ」というのがスタバでcoffeeを飲むという意味で使用されるようなものなのでしょうね。


 ということで、このcup of Joeの表現はかなり古いもので、今でも大体の人は言われるとわかるけど、あまり使われていないそうです。

言葉の変化というものは早いし、自分が知らないことは新しいものだと誤解していたことからこんなことになりました。

「言葉は生きている」という例として、ここに説明をさせてもらいました。



 さて、もうひとつ言葉に関しての話です。 

私たちが宿泊させてもらった家には2才の犬が飼われていました。 

この家には、昼間には一人生活の男性が働いている昼間には老犬を預けに来ます。 

ということで、普段は2頭の犬がいましたが、両方ともによくしつけられていました。 


 お出かけをする際に車に乗せる前、あるいは、家に長く置いておく場合、夜寝る前などには、犬を庭にだして、おしっことうんこをさせます。 

ですから、散歩をしている間は道路ではおしっこもうんこもしません。 

しつけるとこんなことが出来ると聞いてはいましたが、実際に目で見るのは初めてでした。



 若い犬は“Go pee”と言って庭にだすとちゃんとやります。 

もう1頭の老犬は”Go potty“と言って出します。 

両方ともにおしっこの子ども用語ですが、ちゃんとしつけられるときに使った言葉が異なっていることに私にはとても興味深かったのです。 

犬が言葉を聞き分けているということですね。


 日本では、赤ちゃんの際におむつを外す訓練で「シーシー」と言ってしつけをしますね。 

英語では“pee pee”が一般的です。 


 さてどちらの方がおしっこは出やすいのでしょう?

Vol.13 (2022/09/26配信)

日本の酷暑を避けることもあって8月後半から9月にかけてCaliforniaに行ったのですが、Californiaも内陸に少し入ると珍しく高温のWarningが出るくらいに暑く、昼間は40度を超えるような日々でした。 


 一方少し走って海岸に近いところに行くととても快適な温度になっていました。 

何十年も前に暑い日に海岸に行くと寒くてとても裸では立っていられないくらいでした。 

砂浜に横になると風が当たらないので快適だったことを記憶しています。 

これはCaliforniaを流れる海流が寒流だからだと聞かされました。 


 日本に帰ってくるとまだ暑い夏が残っていて疲れました。 

やっと最近になって汗が出ないような気候になり、秋だな~~と感じられます。


 さて、英語の話です。 

Los Angelesにいる間に映画館に二度行きました。 

今、日本でも公開されている“Beast”を観ました。 

この映画を選んだ一つの理由は、この内容だと英語をきっちり聞き取れなくても楽しめそう・・・

というものでした。 


 日本語のSub-titleなしで映画を完全に理解できる人は、そう多くはいないでしょうね。 

帰国子女のような人でも、映画によっては理解できないものがあるのではないでしょうか? 

私の場合は、Action映画は聞き取りにくいですね。 

内容そのものが理解するのに困難な映画の場合には、聞き取りにくいというよりも理解がむつかしいです。 


 今はTVでいろいろな映画を観ることができるようになりましたから、聞き取りやすく、理解が比較的に

楽だと思われる映画を選んでSub-titleなしで観てみるといいですね。 

最初は理解することがむつかしいかもしれないですが、何度も見ているうちに聞き取れるように、理解が進むようになりますよ。 

また、同じ映画を1年ごとに観ていると自分の進化をチェックできるというメリットもあります。


 昔は、TVで映画を観るようなことが出来ませんでしたから、映画館に行き、目隠しをして映画を観るなどということもしていた人がいました。 

そういう意味では、今はいろいろな道具があり、恵まれています。 


 その恵まれた環境を利用しないのはもったいないですね。

Vol.14 (2022/10/03配信)

みなさんにこの便が届くころには、暑さもすっかりおさまってまさに秋を感じる頃になっていると思います。 


 日本の真夏の暑さは、温度的にはほかの国とか地方に比較するとSuper highという感じではありませんが、湿度が高いのでとても暑く感じられますね。 

熱帯地方から日本に観光で来る人たちでさえ、真夏には日本にはもう来たくないという感想を持つそうです。 


 秋になると外に出て運動をするのも楽になりますが、みなさんは外に出て活動をしているでしょうか?

アメリカといっても大きな国ですから一概には言えませんが、いわゆる西海岸では道を歩いていても人に出会うことが多くはありません。 

それでも、散歩の途中とか、買い物に出てお店の前で人に会った時には知らない人にも簡単な挨拶をします。 


 みなさんは、朝起きてきたときに家族の人とどんな挨拶をしますか?


 えっ?まさか挨拶をしないということはないですよね。

 是非とも英語で挨拶をするくせをつけてください。

 今からこれをしていると将来には全く抵抗なく簡単な英語の挨拶が自然にできるようになりますよ。 

 Casualな挨拶はアメリカ人を見習うべきですね。

 どこの国の人よりは挨拶が上手です。

 ヨーロッパ人も挨拶はしますが、知らない人と挨拶をする人はアメリカ人の半分くらいでしょうか。


 私も長い年数アメリカで仕事をしましたが、いまだに挨拶ではアメリカ人には負けることが多いです。 

まず相手に先に挨拶をされることが多いです。


 みなさんならば、どんな挨拶をしますか?


Good morning. Good afternoon.はいいですね。 

そのあとには? How are you? ですね。 


さてこれに対してどう応えますか?


I’m fine, thank you.  And you? ですか? 


はい、定番ですね。 


ひと工夫がほしいですね。 

家族を相手にして練習をしましょう。


考えてみてください。 次の便で、私のIdeaをさし上げます。

Vol.15 (2022/10/10配信)

みなさんは、Aceで「英語を学んで」いますが、それだけで終わってはいませんか? 

Aceでの学びは、きっかけづくりであって、「英語の学び」のすべてではないですよ。 

少しむつかしいかもしれませんが、「英語を学ぶ」ことを目的にはしないでください。 

「英語を学ぶ」ことは、あくまでもみなさんのこれからの人生の目標に向かうために必要となるだろうと思われる「手段」の一つですね。 


他に学校で学ぶことや、家庭で学ぶことに多くの「手段」がありますが、そのうちの一つだと私は思います。 

ですから、Aceで学ぶだけに終わらず、Aceや学校以外でも英語を「身に着ける」ことをやってみてください。 

そして、「手段」である英語をもっと役に立ち、楽しいものにしてください。

そこまで言って、ここからは先週のお約束である家族との毎日の挨拶を英語でやり続けましょう。



せめて家の中では毎日の挨拶を英語でやり始めてください。

Good morning. 

朝起きてきたらfamily membersに声掛けしましょう。


それで終わらずに、続けて毎日何かを加えましょうよ。 例えば、定番の“How are you?” でもいいし、

聞かれる前から”I feel soooo good this morning.“ でもいいし、

家族の間だから、”I’m still sleepy.” でもいいですね。

“I had good night sleep.” “What a wonderful day, today!” なんかもいいですね。 


挨拶の相手が家族なのですから、あまり気にせず自分でいろいろと考えて毎日できれば違うコメントをGood morningの後につけてみたいですね。


I’m hungry.

I didn’t sleep good last night.

I had a funny dream last night.

The night was too short.

I overslept this morning.

etc.

etc.


何度も言いますが、家族間なので間違ってもいいし、文法などあまり気にしないで自分で言いたいことを言えるようにした方がいいと思います。

ちなみに、私が朝早くに誰かに、”How are you?”と聞かれた際に返事をするお気に入りは “It’s too early to tell yet.” です。


それではまた来週!!


Vol.16 (2022/10/17配信)

私が毎週つぶやくようにみなさんに話しかけていますが、少しは役に立っているでしょうか? 

いくつかの提案をさせてもらっていますが、一つでも二つでも実行に移してくれていますか?

それはそうと、私が気になっていることがあります。


それは、時折街中で見ることのある「英会話学校」の看板です。 

看板からすると、ここでは「英語を使った会話を教える」ところだと思いがちですが、内容は「英語を教える」ところですね。 


「英語」を教えてはいますが、「会話」は教えていないと思います。 

「会話」は本来楽しいものであり、話している間に話題が次から次へと変わってゆくものですね。 

時には、数人を相手にした会話では、話題は自分の得意な話題ではないかもしれませんね。 


私がアメリカで仕事をし始めたときにとまどったのは、アメリカ人の多くがAmerican Footballについて話すことです。 


当時は、日本でこの試合をTVで観戦するような機会はなかったので、Ruleは知らないし、ましてや各地にあるProfessional teamsの名前さえ知りませんでした。 

ところが、時間があれば男性はこのFootballの話をします。 


私にはちんぷんかんぷんでした。 


はい、ご想像の通りに全くこの「会話」に参加することが出来ませんでした。

さしずめ、今の世の中であれば、欧州人とSoccerの話をするということでしょうか? 


みなさんの中にはSoccerが好きで欧州のTeamやPlayerの名前等に詳しい人もいるでしょうね。 

そういう人は、この「会話」にも十分に入って行けることでしょうね。


私がいいたいことは、いろいろな人と「会話」を楽しむには世の中のことをいろいろと知っておく必要があるということです。 

学校における勉強も大切です。 


でもそれだけにとどまらず、新聞や雑誌等で学校では学ばないことについても興味を持って知識を身に着けておいてください。 

きっと将来みなさんが「会話」を楽しむための道具となります。 

外国人との会話では、その「手段」となる英語が役に立ちます。


みなさん、勉強の「ネタ」は、みなさんの足元にたくさんありますよ。

Vol.17 (2022/10/24配信)

寒くなったり暖かだったりする季節でも春には「三寒四温」といいますね。 

秋には「四寒三温」とは言わないのですね。


このような表現は多くは中国語から来ていることが多いですが、これを英語で表現するとどんないい方になるのでしょう? 

日本語というか、漢字の文化の特別な表現方法なのでしょうね。 

外国人が日本語を学ぶときにはこのような表現を理解するのは大変でしょうね。 


我々が英語を学ぶよりは、英語がmother tongueの人たちが日本語を学ぶ方が大変なのではないかと思うときがあります。 

これに元気をもらって、これからも英語を学んでゆきましょう!!


いろいろと会話のことについてお話をしてきましたが、私が最も怖かった英語を使う場面は「電話」でした。 

みなさんはまだ英語で電話をした経験はないでしょうか? 

電話をかけるのは電話を受けるよりは何倍も楽でした。 


仕事で今まであったこともない人に電話をして、こちらの言いたいことを伝えるとか、いろいろと質問をするとかも大変でした。 

でも、こちらから電話をするときには、事前にいろいろと準備をして使いそうな単語を調べたりしました。 


生まれて初めてアメリカで仕事の関係で電話をする際の緊張はいまだに覚えています。 

昔の電話機ですから、受話器を手に取り、ダイアルのボタンを押そうとしたときに、

脇の下から冷や汗が脇をつたって落ちていることが自分でも感じられました。 

一度受話器を置き、冷や汗をふき取り、改めて受話器を取ってダイアルしたものです。


電話をかけるのは、まだかかってきた電話をとるよりもずっと楽ですよ。 

電話がかかってきたときには、出来るだけ一緒に働いているアメリカ人女性に取ってもらうようにしていましたが、

他に誰もいなくて、仕方なく自分自身で受話器を取ったことがあります。 

かけるときの緊張とは違って冷や汗が落ちるひまもありません。 


“Hello, this is…….”


とアメリカ人の真似をして話し始めたのはいいのですが、電話の相手がどんな人なのか、どんな用件で電話をしてきているのか、まったくつかめません。 


言っていることは単語をつなぎ合わせて、大体の理解は出来るのですが、一体この人は何か不満があって電話をしてきているのか、

それとも何か情報を得ようとして電話をしてきているのか、何かを売り込んできているのか、さっぱりわかりませんでした。

こういう時って、単なる英語能力だけではないのですね。 応用編というのでしょうか? 


まだまだこんな経験をすることは先のことかも知れませんが、こんな時の「こつ」を覚えておいてください。

Vol.18 (2022/10/31配信)

苦労しながらもアメリカで仕事をしながら英語を上達させた私ですが、何年もの間に感じていたことがあります。

それは、自分よりも英語のLevelが上の人(例えば、アメリカ人)と一緒に会議をする、Presentationを受けるようなときに、

自分の英語能力が落ちることを実感しました。 


これは、自分で思っていなくても自然に、今理解していなくても後でわかっている人から聞けばいいや…と思ってしまうのですね。

また、その時に話されているSubjectを全く理解していないときにも自分の能力が落ちていることを感じました。 


そのことを実感したのは、WashingtonD.C.で内容を全く事前に知らないでSafety Standardsの会議に出席をした時のことです。 

みんなが何を言っているのかという英語の問題もある上に、内容がわからないのですから、

これを理解しようと丸一日自分なりに努力をしました。 

その時の頭痛のひどさは未だに経験をしたことがありません。

みなさんも、そんな場面になってもほかの人よりも英語の実力が上になっていて、まわりの人に頼られる側になってください。


それで、先週の「電話を受ける」時の秘訣です。


電話をかけてきた人のことも知らないし、その人が何の目的で電話をかけてきたのかもわからない状況です。 

こんな時には、英語能力が下がります。 


これを下げないようにするには、内容を知ることが大切です。 

日本語での電話の際には、相手に失礼にあたってはいけないからとか、遠慮があります。 

英語の場合には、遠慮は無用です。 


先方が何かを話そうとする前に、一応“Excuse me, but・・・”と断っておいて、こちらから質問をして、

相手が何を目的として電話をしてきたのかを知るようにしましょう。 

いわば、あなたが電話での会話のinitiativeを取るのです。 


どんな目的で電話をしてきたのか? 

それは、何かを売り込みが目的なのか? 

単なる問い合わせなのか? 

苦情を訴える目的なのか? 


等々を聞き出しましょう。 


自分の問いに対しての返事は理解しやすくなります。


言葉は気を付けて、失礼にはならないようにする必要がありますが、質問はstraightに聞いても失礼にはならないと思います。 

今から頭に入れておいてください。

Vol.19 (2022/11/7配信)

今日はみなさんに学んではいけないことをお話ししたいと思います。

今は学校で学んだり、ACEで学んだりしていますから、その機会はほとんどないと思いますが、これから先にいわゆるnative speakerと話をする機会が出てくると思います。 

また、今頃は映画とか動画でそのような場面を目撃することが多いかと思います。 


気を付けておいてもらいたいことがあります。


日本語にも、ちゃんとした状況とか、目上の人や他人には絶対に使ってはいけない言葉がたくさんありますね。 

英語には、日本語では考えられないような汚い言葉がたくさんたくさんあります。 

これらは決して普通の人がつかってはいけない言葉です。 


でも、映画の中などでは使われています。

言葉とは別に、しぐさとか、動作などでも、絶対に真似をしてはいけないものがあります。


時折おもしろがって日本の若者がこのような言葉をつかったり、してはいけない動作をしていることを目撃することがあります。 

日本の中で、日本人が、日本人に対して、言ったり、動作を示していたりする場合には、大きな問題にはならないかも知れません。 

それだからこそ、問題ないと勘違いして、native speakerを相手にしてこのようなことをすると大変に大きな問題になります。

決してこのようなことを安易に言わないよう、しないように気を付けてください。


と、説明をしても、

「えっ? それどんな言葉?」 

「どんな動作?」

ともっと知りたいくらいに思えるかも知れません。 


言葉については、ここでも例を示すことさえできません。 

そのうちに、これらがどんな言葉なのかは、わかるようになります。 

わかったときには、それらの言葉を絶対に使わないことを守ってください。 


native speakerの人たちは、これらの言葉もどんな時に使うか、使ってはいけないのかを本能的にわかっています。 

日本人がこのような言葉を覚えると「使い分け」が出来なくて、使ってはいけないときに使ってしまうことがあります。

動作のことで例をあげるならば、「中指を立てる」という動作があります。 

人に対して絶対にしないことです! 

このような動作や、言葉を使用した場合には、相手の人から暴力を受けたりしても文句が言えません。 

それだけ相手を侮蔑する動作なのです。


今日は学んではいけないことを上げてみました。

Vol.20 (2022/11/14配信)

今日は、みなさんに私が実際に行ったことを説明したいと思います。

今から5年ほど前に、後楽館中学と高校で実際にtrialを半年間やってみたものです。 


基本は、「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」というものです。 

最初にやろうとしたことは、その週に学んだ、数学・理科・社会(歴史)の学習を英語で復習をするということです。 


ですが、これは失敗でした。 なぜならば、高校になるといろいろと選択があり、

この「英語で学ぶ」クラスを受けたいという希望した生徒が必ずしも同じ教科書を使っていないということでした。


もう一つの失敗は、受けたいと希望した生徒のほとんどが、英語であろうと日本語であろうと、

これ以上の「授業」は受けたくないというものでした。

ということで、この最初のtrialは3週間くらいでやめました。 


そこで、参加している生徒たちに希望を聞いてみると、自分たちが選んだsubjectを英語で学びたいということでした。

そこで、参加者に希望のsubjectを聞いてみると、いろいろと出てきました。

「Shakespeare」「脳の働き」「恐竜」

というようなものでした。 

これに応えるには大変な努力が必要です。 


普通の授業であれば、販売されている教科書を使用することが出来ますが、生徒の選ぶsubjectで授業をするのであれば、

その次語「教科書」を作成することが必要となります。 


先生を担当してくれたSweden人の男性が、internetを利用して毎週一回の授業の「教科書」を作成してくれました。 

生徒たちは、自分が選んだsubjectではなくても、自分の仲間が選んだsubjectですから興味をもって毎週の授業を楽しみにしてくれました。

「脳の働き」については、とても日本語で学んでもむつかしい内容を英語で勉強しました。 

「Shakespeare」の時間には、Romeoを女子生徒が、Julietteを男子生徒が演じて寸劇をしたりしました。


楽しい授業で、半年間で中学のクラスでも、高校のクラスでも居眠りをする生徒を見かけたことはありませんでした。

この「英語で学ぶ」クラスを開始する際に、私が参加の中学生と高校生にお願いしたのは、こんなことです。


英語を一語一語理解しようとしたら、理解が出来なくて面白くない授業になります。 

一語一語はわからなくていいのです。 それよりもわからなくても聞き流しているうちに大体わかって

くるようになるので、最初は我慢してクラスに来て授業を受けてください。 というものでした。


この続きはまた来週

Vol.21 (2022/11/21配信)

先週からの続きです。

私が注目した生徒が中学3年に一人、高校2年に一人いました。


中学3年の女子生徒は、先生の言っている英語がほとんど理解できず、

先生から話しかけられても、何を聞かれているのか全くと言っていいほどわかっていませんでした。 

だから、隣の生徒に「ね、ね、なんと言っているの?」と直ぐに聞いていました。 

私は、この子は長続きがしないのでは?と思ったものです。 


でも、違ったのです。 


彼女がほとんど休まず、出席率は一番高く、どんどん成長してゆくのが見ていてわかりました。  

先生に話しかけられても、以前のようにまわりの生徒に聞かなくなるまでにそんなに長くはかかりませんでした。 

わからないままにも、先生の言っていることをなんとか自分で理解をしようとしていました。 

それはほとんど感動でした。


もう一人の注目した女子生徒は、高校2年生でした。 

彼女は、ノートルダム清心女子大学付属の小学校で国際コースを卒業した生徒でした。 

ですから、普段の会話はほとんどnativeのようにできました。 

彼女は英語が出来るだけに逆に長続きをしないのかと思っていたら、それから6か月間ず~~っと出席をしてくれました。 


ご存じかも知れませんが、ノートルダムの小学校では、国際コースに入ると、1年生からは英語と算数は英語での授業になります。 

4年生からは、この2科目に加えて理科も英語になります。 

英語nativeの先生が普通に英語で授業をします。 

生徒はそれについて行き、卒業するころには普通の会話は出来るようになります。 

これはまさに私が考えていた「英語で学ぶ」を実践しているものです。 


私が言いたいことは、自分の好きな分野であれば興味を持っていろいろと勉強が出来るということです。 


ACEにおいては、他の生徒と一緒ですから自分の希望が必ずしもかなうということはないでしょうが、

自分だけで勉強するときには自分の好きなsubjectを選んでください。 


音楽が好きであれば、音楽に関係したことを。 

Gameが好きであれば、gameについて。 

Sportsが好きなら、その好きなsportsについていろいろと調べよう。 


吸収率はう~~~んと高くなりますよ。 


そして、このfieldであれば、自信がある!と思ったら、別のところでもどんどん進歩をしますよ。

Vol.22 (2022/11/28配信)

今日は英語そのものではなく、英語を使うような場面に必要な“manner”について話してみようと思います。

Mannerはmannerでしょう。 今でもmannerは身に着けていますと考えていますか? 


私は、中学生・高校生のころから映画が大好きでした。 

試験が終わったら自分へのご褒美で映画館巡りをしていました。 

当時は、今のように映画館の中でいろいろな映画を観ることが出来るというのではなく、

映画館があちこちにあり、映写時間に合わせて切符を売るというようなことはありませんでした。 

前の日に夕刊で、あちこちの映画館の映写時間を調べて、自分の観たい映画を一日に5,6か所自転車で移動をしながら観ていました。 

というのも、知り合いの人が映画館の関係者にいて、その人に入場パスを借りていました。 

これさえあれば、よほどの特別な映画でない限りタダでどの映画館にも入ることが出来たのです。 


なぜこんな話をするというかというと、このころに観ていたHollywood movieを観ていて、

日本との習慣に大きな違いがあることを知りました。


食事をしているときに日本人と大きく異なることを知りました。 

日本人は食べ物を口に持ってゆく際に、結構口を食べ物に近づけます。 

欧米人は口を近づけずに食べ物を口に持ってゆきます。 

だから、その途中で食べ物の一部とか、soupとかが膝に落ちることがあります。 

そんなことだから膝の上にはnapkinを置いているのだと思いました。 


しかも、欧米人の食べ方を見ていると、とてもおいしそうに食べるのですね。 

どうしてこんなにおいしそうに食べられるのかと不思議に思いました。

ある戦争映画を観ていると、塹壕(ざんごう)の中で雨に濡れながら缶詰から直接兵隊さんが食べるのですが、

これがとてもおいしそうに見えて、いつかあの缶詰を食べたい!と思ったものです。


もう一つ日本の習慣と違うことを見つけました。 


日本ではあまりdoorをknockするという習慣はありませんが、するときには「コンコン」と2回knockします。 

でも、欧米では「コンコンコン」と3回、ないしは4回します。


みなさんも英語とか見ていて、こんな習慣で日本が異なることを見た記憶がありますか?


長くなるのでこの続きはまた来週~~~

Vol.23 (2022/12/05配信)

私自身が海外で仕事をしている間にもいろいろと経験をする機会がありました。 

お酒の好きな日本から出張してきた上司がレストランの席に着くなり、ビールをオーダーして、いっきに半分くらいを飲み干します。 

数秒後には周りの人に聞こえるようなくらいの音量で「げっぷ~~」をします。 

まわりのテーブルで食事をしている人すらこちらを見ていました。 


げっぷをした本人は「何が悪い?」ビールを飲んだらげっぷくらいは出るさ・・・

と考えていますから、周りの人が不快な気持ちをもっていることに全く気が付きません。

一説によるとげっぷはおならよりも嫌われるということですよ。 


知らない人たちの場所でこのようなことがあっても

一緒に行った人が恥ずかしい気持ちを持つだけで終わります。 


でも、もしこれを重要なお客とかbusinessの関係の人との会食であれば、この人たちは、このマナーを守っていない人をrespectすることはないでしょうね。 

ということは、businessにとってはプラスにはなりません。 


今でこそ海外との交流は以前に比べると多くなりましたが、いまだに欧米の人は日本人をはじめとして

アジア人の年令さえみかけではよくわかりません。 

多くの欧米人はアジア人を、そのしゃべり方、マナー等で年令とかひととなりを判断しようとします。 

特に欧米人と仕事をするときには特にマナーには気を付けておいた方がいいですね。

アジアのマナーは往々にして欧米では受け入れられませんが、欧米のマナーはアジアでも受け入れられます。 

だから、欧米のマナーを身に着けておく方がいいと思います。


映画やTVドラマを見ていると、欧米のマナーを学ぶことが出来ますね。 

Doorをknockする場面に気を付けてみてください。 

日本をはじめとしてアジアの国々ではほとんどの場合には、2回ですね。 

欧米の場合には、3回か4回です。 


私が若いころにアメリカで仕事をしているときに教えられたのは、

2回のknockは“beggars’ knock”と言ってさげすまれるものだと。 


東京の格式あるホテルでは、お客の部屋をknockするときには3回か4回すると教えられていると聞きました。 

回数よりも大切なことは、いかにdoorの向こう側にいる人をおもんばかってknockをするか?ですね。 

そうすれば、たたき方はおのずから変わってくると思います。


また来週もこの続きをやりますね。

Vol.24 (2022/12/12配信)

もう一度Table mannerについて・・・・


Table mannerというと、正式なPartyに出席して、正式なDinnerを食べる際に、どの食事の時にどのForkやKnifeを使えばいいのか・・・

とかを考えがちです。 


でも、こんなこと普通ならば一生の間に何度あるのか?くらいのものですから何も勉強をする必要はないと思いますよ。 

いざとなれば、周りの人を見ながら同じようにすればいいのです。

それよりも、もっと今まで述べたような基本のことさえ気を付けておけばいいと思います。 


例えば、SoupはDrinkだと思いますか? 

それともSoupはEatだと思いますか?  


日本語で言えばMiso soupにはじまって、スープは飲むといいますね。 

でも洋式のSoupはEatです。 


大体の場合にはSoupは熱いものですね。 

ですから、ついついSoupを「飲む」時に、Spoonにすくってこれを「飲もう」とします。 

その場合には、熱いものですから、ついついSpoonから「すすって」しまいます。 

熱いSoupをすするとズルズルという音が出ます。 これがもっとも忌み嫌われるManner違反です。 

SpoonにすくったSoupをそのまま口に入れて「Eat」してください。 

そうすればズルズル音はでません。


初めてうどんとかおそばを食べる西洋人が我々のように長いものをすすって

口に入れることが出来ないことを目撃したことはありませんか? 


彼らは基本的に食べ物をすすって口に入れるということがないので、

初めておそばを食べるときに、これは音を立ててすすっていいのですよ

と言っても出来ない人が多いのです。 


やはり幼い時から音を立てないで食べる習慣が身についているのですね。 

逆に音を立てないようにして気を付けて食べている我々日本人も、

うどんに似たSpaghettiを食べ始めるとついついすすってしまうことがあります。


やはり早くからこれらのことを「くせ」にしておくと大人になって楽ですね。

「その時」になったら気を付けて食べるよ!!ではなくて、今から気を付けて食べるようにしましょう。 

とても大切なことなのです。


いろいろと守るべきInternational mannerの中でも、これらの基本的なTable mannerが一番大切だと、

私は仕事を通じて身をもって体験しました。

その時には・・・と言わずに今から身に着けて実践をしておきましょう。 

気を付けなくても、いつでも身についている方がう~~んと楽ですよ。

Vol.25 (2022/12/19配信)

いろいろなMannerの話をしたついでに、もう少し話させてください。


先ずは、「弱者」への配慮です。 

「弱者」の中に女性を入れると怒られるかも知れないけれど、昔からいう“Ladies first”ですね。 

日本に住んでいて時折気がつくのが、この点です。 

例えば、Elevatorに乗る際に、一番前に立って待っていたとしましょう。

もしあなたが、大人であったらどうすべきなのか? みなさんのご両親はどうされますか? 


一番前に立って待っているのだから、最初にElevatorに乗り込むのかな? 

欧米の場合には、前に立って待っていたとしても、いざ乗り込む前に後ろを確認して、

後ろに小さな子供連れて人がいないか? 

Baby carrierを押している母親はいないか?

足の悪い人、目の見えない人、杖をついた老人がいないか? 


要するに「弱者」がいないかを確認します。 


もしあなたが成人男性であれば、女性を含めた「弱者」がいれば、この人たちを優先して先に乗せてあげます。 


場合によっては、先に入って「開」ボタンを押して扉が閉まらないように

した方が待っている方には助かることがあります。 

その場合には、「お先に」と一言言ってから先に入るのもありですね。 

待っている「弱者」の人が最も助かることを考えてあげればいいことです。 

Elevatorの他にもおなじような場面はあちこちで見かけられます。 


お店や駅の入り口の扉が自動で閉まるような場合には、あなたの後ろに誰かがいたら、

扉を開けたままにして次の人が通りやすいようにしてあげるといいですね。 

最近では電車の中で私のような老人に若者が席を譲ってくださる人が増えました。 

ありがたいことですし、このような方に感謝します。


我々老人を含めた「弱者」の人たちは、周りの方々に親切にしてもらった時には、

それに遠慮せず「ありがとう」の一言で、その思いやりを受け入れることですね。 


そんな時に、昔ながらの遠慮をして、折角の思いやりをしてくださる方々に気まずい思いをさせないことですね。 

「どうぞ」「ありがとう」

こんな言葉を交わすことが出来る場面を大切にしたいですね。

Vol.26 (2022/12/26配信)

先週には、「どうぞ」「ありがとう」の話をしましたね。


「ありがとう」という言葉は、英語では“Thank you”と同じだと

考えられていますが、少し違うのだと私は思います。 

この二つの言葉は非常に近い言葉ですが、他にも同じだと思っている二つの言葉でも微妙に異なる言葉あります。 


言葉は文化の一部なので、一つの言葉が違う文化の言葉にぴったりと合うものがない場合も多くあります。

今でこそ、飛行機に乗っているときにFlight attendantがAnnounceをした後に「ありがとうございます」と言います。 

でも、これは日本の文化では普通は言いませんね。 


「ありがとう」は日本文化では感謝をするときに言う言葉ですね。 

だからAnnouncementの後には昔は「ありがとう」とは言っていませんでした。 

でも、英語のAnnouncementの後には“Thank you”をいいますね。 


いつの間にか、日本語でもありがとうございますと言い始めて今やこれが定着しています。 

ま、いわばAnnouncementを聞いてくださって「ありがとう」という意味でしょうか。


辞書を引いて日本語を英語にしようとする、または、その逆の場合などには、この点には

気を付けておいてください。 


アメリカにいるときに、日本からの中年の課長が出張をしてきたときに、なにかでアメリカ人がこのひとに

“Good boy”と誉め言葉を言ったのですが、この出張者は怒ってしまいました。 

俺は“Boy”ではないと怒っていたのですね。 


親しい間柄の場合には、“Good boy”とか、“Good girl”はいわば「良くできました」の慣用句ですね。 

必ずしも、この時のBoyやGirlが少年とか少女を意味していませんね。 

この種の言葉は教科書にも参考書にも出てきませんね。 


実際にNative speakerの人たちと仲良くなり、楽しい時間を過ごしているときに自然に覚えるもので

あって、学ぶものではないと思います。 


そのうちに、こんな機会をたくさん持ち、たくさんの学ばない言葉を知り、

より楽しい会話が出来るようになってください。

Vol.27 (2023/01/23配信)

年末年始のどさくさに紛れて数週間のお休みをもらいました。

お久しぶりです。 みなさんは新しい年を迎えてもお元気でお過ごしのことと思います。 

コロナも第8波がやってきたかと思うと、新しい派生株が生まれているようで、

まだまだコロナ禍は続きそうですね。 コロナに負けないようにこれからも努力を続けてください。


なお、私からのニュースは、今後は隔週月曜日(Every other Monday)で

お届けをしようと思っております。今後ともによろしくお願いします。



前にも言ったことがあるかもしれませんが、以前は町の中にたくさん「英会話」の看板が出ていました。 

ひねくれものの私は、この看板を見るたびに「英会話」ではなく、「英語」を教えているのでしょう? 

と言っていたものです。 

実は、私もその「英会話学校」に通い始めたことがあります。 

学校を卒業して、会社で働き始めてから「会話に使える英語」を学びに行ったつもりです。 


日本語でもちゃんとした「会話」が出来ていない人に、すぐに「英語を使った会話」がこんな街角で教えられるわけがないと

思っていたのです。 

案の定、昔の「英会話学校」では教科書を利用して単に「英語」を教えるところだったという記憶があります。 


みなさん、まずは「会話」をすることを練習してくださいね。 

友達とわいわい「だべっている」のは「会話」とは言えないと思います。

先ずは簡単な会話を町の中でするように努めてください。

 

今どきですから、みなさんもコンビニで買い物をすることがあるでしょう? 

コンビニで働いている人と言葉を交わすことがありますか? 

多くの人は、コンビニで買い物をしても一言も言葉を交わさないで出てくるのではありませんか? 

是非とも、コンビニとか、スーパーでも、本屋さんでもいいですから、そこで働いている

人と簡単な「会話」をしてみてください。 


アメリカのお店だとCasherの人と、Restaurantで働いているServer

(昔はWaitressとかWaiterと言っていました)との会話が多く存在します。 

これが楽しいのです♪♪

コンビニでは、しなくても良いような質問をすることもいいでしょう。 


「こんにちは」の挨拶だけでもいいけれど、出来れば、今日は寒いですね。 とか、

外は寒いけど、中で働いていて暖かくていいですね、とか。  


{続く}

Vol.28 (2023/02/13配信)

知らない人とsimpleな会話をすることを前回書きました。

United Statesと日本の大きな違いの一つがこれです。


アメリカのSupermarketで買い物をし、Casherで多くの人が並んで支払いを待っている状態があります。 

それでも、Casherの人がお客と結構世間話をしているというシーンがあります。 


日本の場合では、お客を待たしてはいけないということで、こういう場合には私語をつつしむと

言われているのではないでしょうか? 


アメリカでは、よほど長話でもなければ、待っている人たちも当然のことのように

待っているという図があります。

この辺からして、街中での「会話」が生まれます。


RestaurantにおいてのServer(Waiter and waitress)は積極的にお客に話しかけます。 

一つには、Serverの人たちは、いくらTipをもらうかはとても大切なことです。 

ですから、食事中にも“How would you like the foods?”とか、“Iseverything OK?”

とか聞いてきます。 

お客といい関係を保てばTipの額が上がるからです。 


理由はともあれ、ServerとCustomersの間には会話が生まれることになります。 

こういう積み重ねが日常の会話のうまさにつながっています。 


日米の比較をしてみると、日本では子供たちが大人と「会話」をする機会が断然少ないと思います。 

日本では、家庭に「大人」のお客を迎える機会が少ないと考えます。 

アメリカでは、家庭にお客を招待することが多いのです。 

あくまでも一般論ですが、日本ではお客が家を訪問してきても、子どもたちを

一緒に混ぜて会話をするということはあまりしませんね。 


アメリカでは、積極的にこどもをお客と話をさせ、食事も一緒にすることが多いです。 

こういう機会に子供たちは知らない大人との会話を勉強します。 

小さいころから出来るだけ多くの「大人」との話をすることがとても役に立ちます。 

日本では、往々にして子どもにとっての大人は、親と先生と親戚のひと人くらいに限られてしまいますね。 


知らない大人と出来るだけ多くの機会に接触することは大切だと思います。 


{続く}

Vol.29 (2023/02/27配信)

こどもと大人の会話の続きです。


アメリカでは、自宅にお客を招待した時には、必ずこどもを呼んでお客に紹介します。 

こどもたちもお客と握手をしたり、Hugをしたりして挨拶をしてからは、

自分の名前や年齢を言って簡単な自己紹介をします。 

お客もこどもたちにいろいろと質問をします。 そこで会話が成立します。 


こどもたちは大人と会話をすることに慣れることが出来ます。 

お客も心得たもので、こどもたちに合わせた会話をしてくれます。

我々がアメリカに駐在しているときにもかなりの頻度でお客を自宅に招待することが

多くありました。 

妻に言わせると、多すぎた!ということでしょう。 


何も言っていないのですが、日本人のお客が来て娘たちに「お名前はなんていうの?」と聞かれると、

ちゃんと日本語で返事をするし、アメリカ人が来て「What is your name?」と聞かれると英語で

返事をしていましたね。 


次女はアメリカ生まれなので、日本名とアメリカ式のMiddle nameを

持っていましたが、日本人に聞かれると、少し考えて日本名を言うし、

アメリカ人に聞かれるとMiddle nameで応えていました。 


ここからの会話が続くのがアメリカで、日本人のお客が来ると、子どもたちとの

会話が長続きをしないことが多くありました。 


日本人の大人が子どもたちにする質問は、「名前は?」、「何才ですか?」、

「学校では何が好きなの?」くらいがいつも出てくる質問であり、

これが終わると大人が会話を続けることが出来ないことが多くありました。 


日本では、子どもが大人と会話をする機会が少ないのは、お互い様なのです。 

そうです、大人が子どもとの会話に慣れていないのです。 

これも、子ども頃から大人と会話をする機会が少なかった影響ではないでしょうか?


だからこそ、だからこそ、子ども頃から出来るだけ機会を捕まえて大人と会話を

することを実行しておきたいですね。 


このように充実した会話が出来るようになると、これは将来のPresentationとか、

Debateをするときにも必ずや役に立ちます。 


今から始めておきましょう!!


{続く}

Vol.30 (2023/03/13配信)

会話の話をもう少し続けます。


小さなことですが、私が大変気になっていたことがあります。それは、レジ袋を有料にした時のことです。 

SupermarketのCasherのところに札が用意してありました。 


その札には「私はレジ袋はいりません」と書いてあったのです。 

見たことはありますよね?


日本流の「おもてなし」の一環ですね。 

お客様にいちいちレジ袋がいりませんか?と聞いて返事をさせるようなことはしない方がいいという考えだったのでしょう。 

私がこれを皮肉な見方で見るならば、要するにお客に対して、「時間が無駄になるので話しかけないで下さい」と言っているようなものではないか?と。 


日本流の「おもてなし」は、「出来るだけお客様に言葉を発してもらわなくてもいい状況を作り上げる」ことと考えられているような気がします。 

私にとっての「おもてなし」は、そこに働く人々と交流して楽しい会話の時間をもつことです。 

日本流の「おもてなし」は、お客様を相手に「失礼のないこと」、「間違いをしないこと」を考えて、誰であっても同じ間違いを二度としないようにマニュアルを作成する。それを使って訓練をする。 


そのこと自体はとてもいいことなのですが、こと会話という観点からするとあまり歓迎できません。 

大きな間違いをすることはどうしても避ける必要がありますが、少々のことならばお客様と一緒になって間違いを解決するようなことをしてもらいたいと、私は望むのです。 


日本とアメリカのホテルに泊まるとその違いがわかります。

日本のホテルに泊まっていると、とても気持ちが良く、かゆいところに手が届くような気配りを感じます。 

下にも置かないような「おもてなし」なのでしょうね。


アメリカのホテルではこんな感じはしません。 でも、もっともっとFriendlyで楽しい時が持てることが多いのです。 


さてみなさんはどちらの「おもてなし」を好まれるのでしょうか?

Vol.31 (2023/03/27配信)

確認ですが、私は、誰でも誰からでもいろいろと学ぶことが出来るということを信じています。 

全く知らない人から教えてもらう必要はありません。 


ほかの人が言っていること、やっていること、考えていることを、

見たり・聞いたりしている間に「学ぶ」ことが出来ると思います。 


以前にDoorをKnockする回数は、TVでDramaを見ている時、映画を観ているときに「学ぶ」ことが出来ます。

そのような観点から、私が「???」と気になることがあります。

 

街頭でTVが通行人にInterviewをすることがありますね。 

Intervieweeが親子とか友人同士とかの複数の場合には、ほとんどの人がInterviewerに質問をされると、

返事をするときに一緒にいる人を見ながらしゃべっていますね。 

これは長所でもあり、短所でもあります。 


でも、自分の意見を言う際には、周りの人に気を遣わずにしゃべるほうがいいと思います。 


外国で同じような場面では、我こそはという感じで自分の意見を述べていることが多いです。 

気が付いていましたか? 


外国に留学したりして自分がいいと思った文化を吸収することは出来ますが、

TVでDramaやNews番組を見ているときにも、注意して自分の感度を上げて

おけばいろいろと学ぶことは出来ると思います。


以前にも言いましたが、「その時」を待たず、今から、そうです、今から、いろいろと始めて

積み重ねていってください。


重ねて確認をしておきますが、機会をつかまえて知らない人、

大人との会話を持つように努力をしてください。 


はい、今から!です。

Vol.32 (2023/04/10配信)

世の中の進歩は素晴らしく、しかも早いですね。 

老人はその進歩について行けませんが、みなさんはしっかりこの進歩についていってください。


最近では、Chat GPTに代表されるようなAIの性能が話題になっていますね。 

いくつものOn-line会議をする方法がありますが、みなさんはどんなSoftwareを使うことが多いのでしょう? 


新聞の統計によると、Zoomが最も世界的には使われていて、Google MeetとMicrosoftのTeamsが続き、

この3つで全体の80%を占めるようです。 


それぞれのSoftwareが特徴は少し違うけれども、AIを利用して数年前には考えられないような

Serviceを提供してくれています。 


これらの方法を利用して会議をすると、議事録を自動的に起こしてくれたり、

更に要約まで作成してくれるそうです。 

またまた、ここでPresentationをすると、そのやり方に対してのCommentをくれるそうです。 

例えば、Ice breakingの時間が長すぎる・・とか、しゃべりが早すぎるとか、

もっと間を取ってしゃべるようにとかの具体的なAdviceもくれるそうですよ。


国際会議をすると30ヵ国語で瞬時に訳してくれて、画面に映し出してくれるServiceもあるそうです。 


こんなにAIが発達してきたら、外国語を学ぶ必要なんてないのでは? 

とついつい思いたくなるような技術の進歩ですね。


確かにAIが人間の能力をはるかに超えるような分野はありますが、

AIが人間の能力にとって代わることが出来ないような場面・分野はたくさんあります。


例えば、しゃべっているときにあらわれる微妙な感情の動きですね。 

AIに通訳してもらって、愛を訴えたり、結婚を申し込んだりしても相手の方への

訴える力は弱いのではないでしょうか? 


Businessの場合でも、単に意図を伝えればいい場合においてはAIを通じてもいいけれど、

最後の最後には人間の感情に訴える必要がある場合は少なくないと思います。 

そんなことも考えながら英語の勉強をしてください。 


正しい英語を身に着けると同時にいかに自分の気持ちを相手に伝えればいいのか?というような

ことも考えながら・・・・です。


はい、英語はCommunication toolの一つであり、

英語を学びながらCommunicationのしかたを学んでいることを忘れないようにしてくださいね。

Vol.33 (2023/04/24配信)

前回はAIの発達で翻訳等がどんどん進化するけれども、まだまだ人と人とのCommunicationは大切だから、

英語の勉強はしっかり続けましょう!という話をしました。


英語の勉強をする上では、発音がとても大切だということは以前にも話しました。 

発音がすべてのBaseになるからです。 


いくら書くことがうまくなっても、読むことがうまくなっても、

会話でCommunicationを取る上では発音が非常に大切です。 


発音が出来るようになるとSpellingを覚えることがずいぶんとやさしくなります。 

英語の発音と日本語の発音では全く異なる点があります。 

基本的には、音を出すときの口の形や舌の動きがとても大切です。 


その点からすると、やっとコロナも収束をしつつあるので、

政府もマスクの着用は基本的には個人個人の自由にするということになりましたね。 

まだまだ場所とか、集まる団体のルールに従うこととされています。 


ACEではどうなのでしょう?

出来ることであれば、先生も生徒もマスクをしないで勉強が出来ていればいいのになア~と私は希望をしています。 


先生が話すときには、その口元をしっかりと見て、同じ形に出来ればいいですね。 

口の中までは見えないけれど、先生の舌の位置がどこにあるのかも出来るだけ見極めるようにしましょう。 

口の形を合わせて、舌の位置を合わせれば、次は息の出し方ですね。 

これらの真似が出来るようになると発音を本物に近づけることが出来るようになります。 

また逆に、自分が話すときには口元を見てもらって違っていたら指摘をしてもらうようにしましょう。 

教室での勉強もしかりですが、これはいろいろな教材を見ているときも同じです。 


英語のドラマや映画を観る時にも話している人の口元をしっかり見るようにしましょうね。 

英語がうまくなる近道です。

マスクがなくなるとこんなことが出来るようになります。 


ACEにもお願いしたいですね。 先生がマスクをしないように、また生徒も

しゃべるときだけでもマスクを外せるように・・・・・

Vol.34 (2023/05/22配信)

 みなさん大変失礼をしました。 

4月には一年ぶりに岡山を訪問し、多くの友人や親せきの人々に会い、

懐かしく楽しい時間を過ごすことが出来ました。


 ACEの木村先生とも久しぶりに会っていろいろと話をすることが出来ました。 

というような、非日常の日々を過ごしているとすっかり日常のことが頭から抜けていて、

ACEのみなさんへのお便りのことを忘れていました。 


 私にとってみると「忘れる」ということは老人が持つ唯一の「特権」ではないかと思われます。 

たくさんのことを記憶していることは、どんどんと固くなる脳には重すぎる負担なのかもしれませんね。 


 はい、これが何回かのお便りが抜けたことへのmy excuseです。 

許してください。


 今月には、いわゆるG7のSummitが広島で開催されています。 

G7と言いながらも、単に7Countriesが集まるのではなく、

いわゆるGlobal Southと今は呼称されているIndia, Brazil, Korea, Indonesia等々の

国々のTopの人たちが広島に集結しています。 そこに電撃的にUkraineの

Zelensky大統領までもが来日して、会議に参加しました。


 みなさんは、これら各国の首脳たちが集まって会議をしたり、食事をしたり、

casual conversationをしている場面をTVのNews番組でみたりしたことがあ

るでしょうか? またとない機会ですから、是非ともこういう機会を逃さない

で、TVで見る機会があれば、これを見逃さないでください。


 もし見る機会があったみなさんはどんなことを感じられたのかな? 

是非とも知りたいところです。

各国の首脳たちが集まるというのはめったにないことですが、学会とか、経済界での

会議や交流、企業とBusiness partnersとの集まり、またまた、留学生の集まりとか、

いろいろな国の人が一堂に集まる機会は無数に考えられます。 


 実際に同じ場所で集まらないで、Net上での集まりもこれからはどんどん増え

てゆくことでしょうね。 あなた自身がその場に参加していて、他の国々の人

たちと情報交換をしたり、楽しい会話をしていることを想像してみてください。


 こんな場面を想像するだけでも、英語をもっと勉強し、うまくなりたい!!

という感じがしてきませんか? 何事をするにも、その動機とそれを続け

る興味が必要ですよね。 


 自分なりにいろいろな機会を見つけて、自分なりの

Driverを見つけて身に着けてくださいね。

Vol.35 (2023/06/12配信)

単語の意味について書いてみたいと思います。


以前にBoy=少年ではない!と書いた記憶があります。 
私の上司がアメリカに出張をしてきて、何かの場面で褒められた際に“Good boy!”と言われます。 
これに対して、上司は「あいつは俺のことを少年だと言った」と怒ったのです。


単語をグーグって、そのまま記憶をすることはしないようにしましょう。 


英単語をそのまま日本語に訳して記憶をするのは、試験のためには必要です。 
でも、自分の英語力のためには単語として記憶をするのではなく、
どのような意味を持つのか?どんな状況なのか?で頭の中で理解をすればいいと思います。


PrettyとBeautifulの違いは? 単純にグーグルと、

Pretty=かわいい、きれい、愛らしい 

Beautiful=美しい、すばらしい、素敵な、麗しい   
等々の日本語が出ます

She is beautiful. とも言いますし、She is pretty. とも言います。


どう違うのでしょう? 女性は、どちらの方が言われてうれしいのでしょう?


Ralph Marstonという人が、毎日ひとつみんなのためになる文章を彼のHomepageに上げています。 
ある日このようなTitleで彼は一文を書き込んでいます。 
全文を引用するには長すぎるので、彼がTitleとして使っている一文をここに示します。


“Just be beautiful in your very own way.  And live yourself a beautiful day.“


です。 ここに彼が使っている“Beautiful”をみなさんはどう理解しますか?

訳すのではなく、自分なりにBeautifulのimageを思い浮かべてください。


 アメリカで、New Mexico Stateをアメリカ人と車で走っていました。 
この州の一部は岩山の連続のところがあります。 
見渡す限り木の一本も生えていません。 
こんな中を走っているときにアメリカ人が私に言った言葉を、
それから30年以上も経った今でも鮮明に覚えています。 


彼が言った言葉がこれです。 


“ It’s not pretty but so beautiful. “


私なりのBeautifulはPretty以上に意味が深いものです。 
前述のbeautiful day をあなたなりにイメージしてみてください。 
「美しい日」ではないですよね。


Vol.36 (2023/06/26配信)

 ここ2か月間で何人かの留学生をinterviewしました。 

言語だけでなく、若いうちに外国の文化を知っておくことはいろいろな意味で、今後の成長に役立つと信じています。 

必ずしも英語圏である必要はありません。 

アジアの国々も留学の対象に入れていつか留学することを考えてみてください。 


 留学と一口で言っても、1~2週間の超短期留学もあるし、1~2か月の短期留学もあります。 

長く行ければそれに越したことはないですが、短期留学でも十分に意味あるものにすることが出来ると思います。


 私は、高校生の時に留学をしたいと考えたことがありますが、60年も70年も前には、国が選ぶ限られた人数が留学をすることが出来ただけで、

学校には全く留学をサポートする仕組みはありませんでした。 

私費留学となるととてもとても夢の夢のような話でした。 

今は高校でも、大学でも、海外の学校と提携をしていて、留学をすることが約束されている学校なり学部がありますね。 

機会があれば、その機会を逃さないようにしてください。 


具体的になる前にも、その準備はしておきましょう。 

準備の重要な一つは、言葉です。 


 留学して最初から少なくとも少しくらいは授業について行けるように準備をしておきましょう。 

語学留学ということもありますが、出来れば語学留学をするにしても、短期で出来るように効果を上げるには今から準備をしておきましょう。 

語学については、今みなさんがACEで学ばれているように日本にいる間に出来ることがたくさんあります。 

日本にいる間に出来ることは出来るだけやっておきましょう。


 留学をするということは、単に海外旅行をすることとは全く異なります。 

旅行の場合には、限られた時間に楽しんでくるだけで、訪問した土地の人々と交流をする機会はほとんどありませんね。 

留学をするということは、一応その土地で「生活」をすることになります。 

生活をすることで、旅行では見えないことがたくさん見えるようになります。 

ゴミ捨てひとつにしても、旅行の場合にはhotelのtrash or garbage canになんでもかんでも捨ててしまいますが、一応生活をするということになると、その国が基本的にはごみの分別をどのようにしているのか?に触れることが出来ます。 

一事が万事で、旅行で見えなかったことがたくさん見えるようになり、外から日本という国、日本人という文化を見つめなおすことが出来るようになります。


 これが将来には大きな財産になるのです。

Vol.37 (2023/07/10配信)

 ACEで学ぶみなさんとご家族の方々へ


 前回には、留学をすることで旅行では見えなかったことが見えるようになる

という話をしました。 


 もう一つの留学することで出来るとても大きな財産が、「人との出会い」です。 

超短期の留学であっても、仲の良い友達が出来る可能性はとても大きいですよ。 


 昔と違って、今の時代はone clickで世界のだれとでも連絡を取り合うことが出来ます。 

昔は手紙に頼るほかなく、手紙の場合には受け取ったときの嬉しさは

mailを受け取るときよりも比較にならないほど大きいですが、とにかく時間がかかります。 

外国がどこであれ、今の世の中でも最低一週間はかかります。 


 これでは、なかなか頻度高く外国の友人と交信をする、

またこれを続けることがむつかしかったものです。 


 今は簡単にやりとりをする、会話をする、ビデオ通話をするようなことが出来ますね。 

ですから、一度友だちになれば、時差の関係もありますが、

友人関係を長く続けることは十分に可能です。


 1人でも、2人でも海外にいつでも連絡がとれる友人がいれば、

日本で何かのニュースがあったときに、他の国ではどうなのだろうか? 

友人の国ではどうなっているのだろう?と疑問に感じ始めます。 


 こんなことからみなさんのものの見方や考え方が少しずつglobalになって行きます。 


 もちろん、友人からもいろいろと質問が送られてくるでしょうね。 

それに正しく返事をしようとすると、ネット等で調べるという行為につながるでしょうし、

ここでも自分の知識や考え方を深めてゆく方向になります。 


 そうなのです。 留学をするということは、

留学をしている期間だけではなく、その後にもいろいろと影響を与えてくれることがあります。 


 留学をする機会を持つことが出来るのであれば、

是非とも積極的にその機会をつかんでください。 



 また、いろいろ理由で留学が出来ない場合にもがっかりすることはありません。 

留学に変わる他の方法で、自分の考え方や見方をglobalにする方法はありますよ。



 “ I have a dream. ”で始まる有名なSpeechがありますね。 

Martin Luther King Jr. が1963年に自由を求める

Washington D.C.の行進の際に実施したSpeechの中の一節です。 


 私にもDreamがあります。 私のDreamは次の回で述べさせてもらいます。

Vol.38 (2023/07/24配信)

 ACEで学ぶみなさんとご家族の方々へ



 はい、今回こそ私の“Dream”について話をさせてもらいます。

一言で私のDreamについて説明をすると・・・・


 「日本に居ながらにして、費用も多くかけず、外国への留学疑似体験が可能な設備を開設する」

というものです。 


 一度自分でも見学をしたいと思って出来ていませんが、

韓国には公設・私設の“English Village”があると聞いています。 

Philippinesにもセブ島などにいわゆる合宿性の英語学校が数多くあります。 


 日本にも昔には合宿制の英語学校があり、学生や企業人が利用をしていたのですが、

だいぶ前になくなってしまいました。


 Philippinesの英語学校は、数多くあるようですが、

私が知っている限りでは、ビル一棟が英語学校になっているようです。 


 そのビルの中に合宿施設と教室があり、外に出る必要はなくなります。 

時差も1時間ですので、1週間だけ行くということさえ出来ますね。 


 韓国の場合には、大きなところでは、いわば名前の通りに「村」が作られているようです。 

その中に入ると全く韓国ではなくなり、買い物もドルを使用したり、

TVも英語の番組しか見ることが出来ないようです。 


 ここも小学生から企業人が「入村」出来るようなProgramが作られているようです。


 肝心の私のDreamですが、村を作ったり、ビルを建てることではな

内容を疑似留学体験が出来るものとすることです。 

合宿の必要もありません。 


 毎週土曜日とか、週日の夕方に2~3時間でもいいのです。 


 発音を中心とした英語の勉強をします。 

発音以外は、この「村」ではやらず、それらは基本的には自習です。 


 一緒に歌ったり、Subtitleの入らない映画を観たりして「耳」を鍛えます。 

「英語音」を発声するために必要な顔の筋肉体操や呼吸運動を実施します。 


 それよりも、なによりも、英語以外の内容です。


 留学経験者や日本に留学してきている外国人にいろいろな話を聞きます。 

「日本から見た外国・外国から見た日本」を多くの経験者から聞きます。 


 ただ聞くだけでなく、質疑応答を含めてDiscussionをします。 

いかにも自分が「ひとつ」国ではなく、「多くの国」に留学をしたように思えるようにするのです。


 この「村」に参加すると、複数の国に留学したような疑似体験を

10分の1の時間で、100分の1の費用で出来るというものです。 

しかも、内容的には5倍の量と質の経験が出来るということです。


 まさにDreamでしょう? 


 近いうちにジャンボ宝くじが当たりますように!!!


Vol.39 (2023/08/7配信)

 ACEで学ぶみなさんとご家族の方々へ 


 英語以外の言語について、私の経験を書いてみたいと思います。

先日、Clubhouseで定期的に開いている“Father and Daughter talk”と題してのお部屋に1人の若者に出てもらいました。 

彼は大学3年生の時に1年間休学して世界を放浪してきた男性です。 

出発する前の年には、アルバイトを掛け持ちして必要な費用を稼いだそうです。 

つい1か月ほど前に帰ってきましたが、最初にPhilippinesの英語学校で3週間英語を勉強してから、

自分の旅に出かけています。 


 10カ月のあいだに、25カ国を訪問しています。 

中年米・アジア・アフリカ・欧州等の国々です。 

中には、全く言語が通用しない国ももちろんあったようですが、

それでも行く先々で目的の一つである「友達づくり」を果たしてきたようです。 

人との「接点」を大切にするために、携帯とかパソコンは全く使用せずにほとんどの国を回っています。


 私の駐在生活の最初のころには、同じような経験がありました。 

アメリカに駐在するということだったのに、青天の霹靂(thunder out of the blue sky)

でメキシコに出張を命じられました。 


 仕事先では、関係していた商事会社の担当者が通訳をしてくれましたが、

空港からホテルまで、ホテルのcheck-in、朝食をとる、夜の食事、ホテルのcheck-out、

空港で自分のflightに乗る等々は自分でやる必要があります。 


 大都市であれば、hotelにしろairportにしろ英語をしゃべる人がいますが、

当時は必ずしもそうとは限りませんでした。 


 みなさんならば、どうしますか? 


 単に生活をするだけであれば、間違いをしてもどうということはないですが、

これが仕事となると間違いは許されないので必死になりますね。 

これこそがsurvivalですね。


 当時に現地の人から学んだ簡単なSpanishの会話は未だに忘れていません。 

こういう環境下で覚えた言葉って忘れないのですね。 


 みなさんの毎日の英語の勉強も、もっと臨場感を持ってやれば頭に残るのかな?と思ってしまいます。


 By the way、最初の英語以外の訪問国のMexicoでmy most favorite breakfastは、

”huevos rancheros”です。 

 未だにLos Angelesに行くとMexican restaurantでこれをorderします。 

でも、Mexicoで味わったものに遭遇したことがないのです。

Vol.40 (2023/08/28配信)

 ACEで学ぶみなさんとご家族の方々へ 


  国連事務総長のグテレス氏が、今や地球温暖化の状態ではなく、

「地球沸騰化」の時代に入ったといったそうです。 

7月は世界の温度が観測史上最高となり、12万年ぶりの温度だったそうですね。 

12万年前となると想像もつきませんが、動物も植物もこの地球上には存在していなかった頃なのでしょうね。



 この地球沸騰化で世界各地に山火事が発生していますね。 

山火事は毎年発生しますが、今年の発生件数・面積は例年よりも格段に多いようです。

日本も例外ではなく、7月は過去100年で最高の酷暑だったようですね。 

日本の場合は、温度だけでなく、湿度の高さがもっと大きな問題ですね。



 私自身は、8月1日から2週間「第3の故郷」ドイツに行っておりました。 

事前に聞いていましたが、寒さ対策をしていたにもかかわらず、寒さに震えました。 

しかも、日本の梅雨のように毎日のように何時間かは雨が降っていました。

どこを訪ねるでもなく、懐かしい街でいかにも住んでいるかの如くの生活をしてきました。



 私が個人的に「第3の娘」と勝手に呼んでいる、いわば他人の女性が4人ほどいます。 

その一人が今回我々夫婦を招んでくれたドイツ人男性と結婚している日本人女性です。 



 余談ですが、彼ら夫婦は二人の娘さんに我々夫婦の名前を付けているのです。 

まるで我々の孫と同じです。



 何度も彼らの家に招待されて、ドイツ人のご主人と彼の母親が同席します。 

この席では、日本語と英語とドイツ語が飛び交います。 

誰かが通訳をするというでもなく、普通に会話が三か国語で進んでゆきます。 

国際会議をしているのではないですから、一言一句を理解しないと次に進めないというものではありません。 



 以前もいいましたが、会話というものは本来楽しいものです。 

話題も次から次へと飛んでゆきます。 

一言一句を理解していなくても会話を楽しむことは可能です。 

それよりも、その会話の内容について行けるような常識とか

知識についても身に着けることを普段から怠らないようにしてください。 

言語が出来ればそれでよしというものではありません。



 By the way, 山火事って、グーグってみるとForest fireが出てきますが、

Bushfireともいうし、AustraliaではBrush fireと言われていたと記憶します。 



ということは、EnglandでもBrush fireなのかな?

Vol.41 (2023/09/20配信)

 ACEで学ぶみなさんとご家族の方々へ 



 日本のどこかの自治会で、その地区の母親たちから要望があったそうです。 

「地域の人におねがいです。 通りかかった子どもに挨拶をしないようにしてください」と。 


 子どもたちには、知らない人とは話をしないようにと言いつけているので、

挨拶をされると子どもたちがとまどうので・・・というのが理由だそうです。 



 なんだか寂しい話ですね。 



 確かに、子どもが大人の犠牲になる事件はあります。 

犯罪率だけで判断をすれば、日本が多くの外国よりも犯罪率が低いことは統計で示されています。 



 欧米の人たちからの見方では、日本においては小さい子がひとりだけで、

あるいは数人が一緒になって通学をしていることをうらやましがっています。 



 それだけ日本は犯罪が少ないのだという証明のようなものだと思われています。 



 日本よりも子どもについての犯罪が多い国においても、

子どもたちに知らない大人が話しかけでも無視するように、

とは教えていないと思います。 



 子どもたちが小さい時には犯罪を防止するためなのでしょうが、

それが子どもたちの成長する過程、あるいは成長してからの

人格形成に影響を与えてはいないでしょうか? 



 欧米をはじめとして多くの国の人たちよりも日本人はあいさつが下手だという事実があります。 



 挨拶は人と人とのCommunicationのFirst stepだと思います。 

そのFirst stepで負けると、そこからの会話・討議で守勢にまわることが多くなります。 



 子どもたちに、「知らない大人に話しかけられたら、

その人が信頼できる人かどうかを自分で判断して話をするように」と言えればいいのでしょうが、

それは無理でしょうね。



 どうすれば、どう育てれば、子どもたちを犯罪から守り、

しかも、将来の人格形成にプラスになるような育て方が出来るのでしょうか?



 近所で学校からの帰宅途中の子どもたちに、

「おかえり」とか「こんにちは」とかの声をかけても

返事がないことが多いので、ついついこんなことを考えてしまいます。


Vol.42 (2023/10/2配信)

 ACEで学ぶみなさんとご家族の方々へ 


  ACE Recitation ContestのVideoを見させてもらいました。すばらしいですね。 

このような低学年の時から、これだけの発表を人前で出来るということは!! 



 このような機会がなければ、小学校を終えて中学校に入っても、

また、高校を卒業するまでも人前で「しゃべる」機会を持つことは

ないかもしれません。 とても良い経験だと思います。 



 今年は特にマスクの着用がないので、口元を見ることが出来たので、

コロナ禍のRecitationとは全く違いましたね。 良かったです。 



 口元というか、口の形は大切ですね。 残念ながら口の中までは見えませんが、

時折見ることの出来る舌の動きはもっと大切かも知れません。 



 英語を勉強しているときに、先生の方を見ないで、教科書を

見ていると先生の口の動きを見ることが出来ません。 

もったいないですね。 



 昨今は、英語の勉強も対面だけでなく、On-lineで実施することもありますが、

On-lineのいいところは、先生の口元が大きく見えることですね。 



 教室の対面だと遠くて良く見えないものも、On-lineの画面で見る時には大きく見えますね。 

これはとても大切です。 



 どんなに音感の良い人でも、絶対音感を持っている人でも、

日本語の口の動きで英語の発音を出すことは出来ません。 

発音の基本は口と舌の動きです!!! 



 英語の授業だけでなく、映画や、誰かのSpeechを動画で見る時には、

その人の口元をしっかり見て真似をするようにしましょう。


 

 こんなことを書いていて、ふと思いました。 

英語にしろ、他の言語にしろ、その国で目が見えない人は、

どのようにして発音を習得しているのでしょう? 



 耳が不自由な人がなかなか発音を習得できないことはわかります。 

では、目が見えない人の場合は、どうしているのだろう? 

なにか機会があれば、詳しい人に聞いてみたいと思います。 



 みなさんは、目が見えて、耳が聞こえるのですから、

そのadvantageをfullに利用して英語の発音を習得してください。 



 自分のrecitationの場面を見てください。 

自分の口元をよ~~く改めて見てください。 

自分の英語を話している口元が日本語の口元になっていませんか? 


Vol.43 (2023/10/18配信)

 ACEで学ぶみなさんとご家族の方々へ 


  今日は一度communicationについて、振り返ってみたいと思います。 

ふと、思い出しました。アメリカでの仕事にも慣れてきて、

businessで使用する英語にもだいぶ自信がついた時でした。 



 比較的新しいアメリカ人の部下を連れて顧客の会社を訪問しました。 

business meetingの間にこの会社のcafeteriaで数人とlunchをとりました。 



 こういう機会が相手の人たちと仲良くなる絶好の機会なのです。 

ですから、こういう場面では仕事に関係した内容はしません。 



 それよりも、いろいろと話をしている間に、共通の興味がある趣味なりsportsなどの項目を

見つけることが出来れば、それに関するcasual conversationを通じて相手の人たちと

心を通じ合わせることが出来ます。 



 そのような機会があれば、それから先に、例えば電話でbusiness talkをしても

わかり合うことが出来るようになり、仕事も楽しくなり、smoothに進めることが

出来るというものです。



 しかし、ある場面で、一緒に連れて行っていた相手の人たちとは初対面のアメリカ人の部下が

すっかり相手の方々と意気投合し、楽しい会話を進めているので、

私自身がその会話に入ることが出来ませんでした。



 帰途にそのアメリカ人から私が知りえなかったような

顧客のことについての話を聞くにつけ、自分のcommunication abilityが

不足していることを実感させられ、くやしい思いをしました。 



 やはり、小さい時から同じような歌を唄い、同じようなゲームをして育ったアメリカ人

だけが通じ合うことが出来るような世界があるのだと実感させられました。 



 もちろん英語はどんなにがんばっても彼らのlevelに達することが出来ませんが、

英語力だけではないことを実感させられたのです。 



 この日は、私のとって新しいアメリカの発見というか、

businessの上でもう一段上に登らないと・・・と考え直した貴重な一日となりました。



 はい、communicationに言葉は大切です。 

単なる道具、されど道具、とでもいうのでしょうか? 



 誤解をしないでください。 

言葉が出来ても役に立たないのではありません。 

言語はcommunicationには絶対不可欠な基本要素です。 



 しかし、business communicationでは、言語にplusするものが必要だと言いたいのです。



 そのplusされるべき内容は、常識であり、いろいろな分野における見解であり、

sportや音楽やもろもろの趣味といわれるような分野における見識なのです。

これらの多くは学校で学習します。 



 英語力をつけることを怠らないようにしましょう。 

学校で学ぶことを怠らないようにしましょう。 



 それらはあなた方自身の将来を決めるからです。